オーストラリア出身の若きフィンレスマスター。

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オーストラリア出身のJoel Paxton (ジョエル・パクストン)と、『Nü RYTHMO』も手がけたフィルマーのWade Carroll (ウェイド・キャロル)による映像『FLACCID EARTH』を紹介したい。World Surf League QSにも転戦する経験のあるパフォーマス系サーファーのジョエル・パキストン。

今回紹介するこの映像はバスク地方とフランスにて撮影されたようだ。モノクロのアーティステックなカメラワークの映像には見入ってしまった。そんな中でパフォーマンスとは裏腹に、オーストラリアのアンダーグランドなソフトボードメーカーの88 Surfboardsを独自のスタイルで乗りこなすジョエルのライディングには圧巻される。フィンレスはまっすぐに乗るだけでも難しいのにも関わらず、このサイズの波をうまくレールを引っ掛けながらスムーズな動きをするのはさすがだ。

サーフィンのスキルもそうだが、コンペティターでありながら20歳という若さでフィンレスをここまで乗りこなす彼のライフスタイルが格好良いと感じた。この映像からは、パフォーマンスボードとはまた別のサーフィンの楽しみ方を体言しているように思える。是非、彼らの作品をご覧いただきたい。

Surfer : Joel Paxton
Filmer : Wade Carroll
Year : 2020
Places : Basque Country, France

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