オーストラリア中のいい波を求め、バスで暮らすサーファーたち。

Culture

大会の関係でオーストラリアの北の方に数日間のロードトリップに行った。その道中に、コフスハーバーの近くにあるクレセントヘッドというポイントブレイクに立ち寄った。海の前にはスケートパークやキャラバンパークなどが設備され、とても環境が整ったポイントだった。キャンピングカー、キャラバン、バン、バスで立ち寄る人たちが多く、その中でローカルらしき人たちのスタイリッシュなバスを発見。恐る恐る近づいてみたが、なんだか声をかけられなかった、、、その後はとても後悔をしながら旅を続け、ゴールドコーストに戻ってきた。

数日後にゴールドコーストのレインボーベイのビーチの前で、見かけたことのあるバスを発見。まさかのクレセントヘッドで声をかけられなかった人たちだった。今回は勇気を持って、声をかけてみることに。バスの中を覗いてみると、なんだか布を縫っていたのは1人のアジア人女性。英語で会話が始まると、「どこ出身なんですか?」という流れになり、まさかの日本の方だった。とてもフレンドリーにお話しをしてくれたのは関西出身のフミさん。オーストラリアでは造形のお仕事をしながら、パートナーのルークさんとバスに住みながら良い波を求めて旅をしているのだという。

 ルークさんは11年間ほど家を持っていなくバスでの生活をしているらしい。このバスは日本の群馬県から輸入した3台目らしく、2台目のバスはまさかの崖から落ちてしまったのだという。バスでの生活で不便なのは、ガーデンや家畜を飼えないことだそうだ。バスに住むというシンプルライフの中で、ひたすら笑顔に満ち溢れていたルークさんとフミさん。勇気を持って声をかけてみたら、まさにぼくが憧れのバンライフと素敵な生活をしている方々だった。

インスタグラムを教えて頂くと、物凄いカメラマンさんだった。現在は、小さなトゥクトゥクにサーフボードを積みながら南米の方を旅しているようだ。是非、2人のライフスタイルを @driftingpixels からご覧になっていただきたい。

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